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メメント・モリ [本・映画・TVetc.]

 

「あの人骨を見た時、病院では死にたくないと思った。
 なぜなら、死は病ではないのですから。」

 

メメント・モリ

メメント・モリ

  • 作者: 藤原 新也
  • 出版社/メーカー: 情報センター出版局
  • 発売日: 1990/05
  • メディア: 単行本


昼休みにぷらっと書店により、違う本をみるつもりだったのに、
何気なく手にとって中を見た瞬間、雷が落ちたような衝撃が走った。

タイトル名だけは、聞いたことのある本だった。

圧倒的な写真。短い言葉。死。

気がついたら何故か涙ぐんでいて、とてもじゃないけれど耐えられない。
涙がこぼれそうになるのを抑えながら、カウンターへ向かった。

違う記事を先に書こうと思っていたのだけれども、なぜかこの記事をアップしている。

この本はまだぱらっと見ただけで全てを熟読したわけではないので、今は何も語ることはできない。全部読んで、自分の中で消化できたなら、いつか感想を書きたいと思っている。

ただ今は、自分のことしか考えていないような小さな自分、無知な自分に本を開いた一瞬で無性に恥ずかしくなってしまった。

・・・いや、何だかこれも、違うな。
包み込まれた、ような。

 


メメント‐モリ【(ラテン)memento mori】

《なんじは死を覚悟せよの意》死の警告。特に、死の象徴としてのしゃれこうべ。人間の欠陥やあやまちを思い出させるものとして、ヨーロッパのルネサンス・バロック期の絵画のモチーフに用いられた。

<辞書:大辞泉より抜粋>


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コメント 18

チェックしてみないと・・・
by (2006-04-24 20:04) 

usamin

すごい本を 見つけましたね~(><)
by usamin (2006-04-24 21:44) 

narushi

ベティーさんのコメントで、もう
胸が・・・
想像してしまいます。

週末は本屋さんですね・・・
by narushi (2006-04-24 22:23) 

オサルノカゴヤ

をを。
ミスチルがインスパイアされて曲を作ったという本ですな。
 (私の記憶がたしかなら)
一度チェックしてみようっと。
by オサルノカゴヤ (2006-04-24 22:56) 

諄諄

Bettyちゃんのこの記事だけで、なんだか一気にひきつけられた。
ワタシも読んでみます。
by 諄諄 (2006-04-24 23:54) 

Betty-A-Sateau

★皆様コメント&nice!ありがとうございます。

>no_chaserマスター
ぜひ。本当に衝撃的でしたので!

>うさみんちゃん
随分昔からある本だったようです。出会えてよかった。

>narushi王子
きっとnarushiさんなら、感じられる部分が大きいかも。

>オサルノカゴヤさん
そうなんですか。知りませんでした。
確かにインスパイヤされてもおかしくないくらい、見たことのない本でした。

>諄諄ちゃん
ぜひぜひ!次回感想聞かせてね。
by Betty-A-Sateau (2006-04-25 00:36) 

みかまん

死は病ではないのだから..
この言葉だけでもひきつけられる..
私も読んでみます。
最近はどう?
by みかまん (2006-04-25 02:04) 

52_my_wonderland

生きていく上での、必然なのでしょうか。
常に背中合わせの毎日です。
もう、人の死に立ち会うのは・・・イヤだな。
by 52_my_wonderland (2006-04-25 02:32) 

椎茸

「さよならだけが人生さ」かな。
書店へGoだ!
by 椎茸 (2006-04-25 16:49) 

Betty-A-Sateau

>みかまんさん
ぜひ読んでみてください。なんてえらそうなことは言えませんが・・
写真も訴えかけてくるものがあります。

>LONE-WOLFさん
辛い経験をされたのですね。
恐れや苦しみがあるからこそ、死とはなにかを見つめたい。
生きるとは何かを見つめたい。
でも、身内や身近な死は、まだなかなかそう思えないです。

>椎茸ちゃん
「花に嵐のたとえもあるさ・・・」
さよならと同じだけ、出会いもあったんですよね。
by Betty-A-Sateau (2006-04-25 18:19) 

ちょっと探して読んでみたいです。。。
by (2006-04-25 21:13) 

アンジェラ

すごいインパクトのある本 
「死」っていう別れは例え老衰で人生を全うした人でも
残された者にとってつらいことだものね
「死は卒業式」
明日アンジェラの人生が終わっても後悔しないように
まっすぐ生きたいと思うわ
人それぞれ違う思いだけど・・・この本読んでみますね!
by アンジェラ (2006-04-25 21:21) 

Betty-A-Sateau

>みかんさん
ぜひに!(←って、このコメントばかり?)
自然と人間、生と死の近さを感じられるように思います。
個人的感想ですが・・。

>アンジェラさん
後悔しない卒業式にしたいもんです。
死を見つめること、それはどう生きるかを見つめることになるのかな・・なんて、感じたりもします。
まっすぐ生きること・・・簡単なようで難しい。
でも、難しくしているのは、考えにとらわれている自分なのかもしれませんね。
by Betty-A-Sateau (2006-04-26 00:58) 

JOY

ああっ!Bettyさん!この本、私のバイブルなの☆
高校のとき、この本読んで随分救われました。。そうあの17歳のとき。
写真も美しいですよね。。というか、私と同じ衝撃をBettyさんが感じて
いるのを知って感動。。(;_;)
by JOY (2006-04-26 21:54) 

Betty-A-Sateau

>JOYさん
そういっていただけて、とても嬉しいです・・・。
JOYさんのバイブルなんですね。確か最後のほうには「この本は・・」って書かれていましたよね。
17歳の時に出会っていたなんてスゴイ!!その頃ならまた違う感動があったかもしれませんね。
by Betty-A-Sateau (2006-04-27 01:36) 

うらなみっこ

本屋さん行ってみる。
by うらなみっこ (2006-04-27 02:17) 

bibros02

『よく死ぬということは、よく生きるということだ』
という言葉を思い出しました。
毎日を大切にしたいものです。
by bibros02 (2006-04-27 13:04) 

Betty-A-Sateau

>うらなみさん
行ってみて~!!

>bibros02さん
よく生きること・・・生きていることが当たり前と思ってしまうと、普段「よく生きる」ということに関して考えなくなってしまいがちですね。
日々感謝して生きていきたいものです。
by Betty-A-Sateau (2006-04-27 23:13) 

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