新潮文庫がスキなのです。 [本・映画・TVetc.]
Yonda?パンダのバンダナ。新潮文庫2冊で1枚もらえました。(今は終了)
* * * * * *
新刊などのハードカバーな本(というのでしょうか)よりも、断然文庫本が好きです。
値段が安いのはもちろんですが、家でじっと読むよりも電車やスキマ時間に読む事が多いので、いつでも持ち歩いて読む事ができるのが一番の魅力。
スーツやジーンズの尻ポケットに文庫を無造作につっこんでいる男性にはちょっと惚れそうになったりして、ついじっとお尻を見つめてしまったりもします。
新刊時に読みたかった作品や作家さんの本が文庫になって出た瞬間は、古い友人と「ようやく会えたね」という瞬間に似ているような気がします。私だけかもしれませんが(笑)
そのなかでも、新潮文庫が好きなのです。
文字のフォントや大きさ、行間の具合だったり、中身の紙の色味だったり、開いた右ページ上には本の題名・左ページ上には各章のタイトルが書かれているところや、左側面や上下側から見た時の不揃いな切り口、カバーを外した時に現れる本体のたたずまい、淡い木のようなクリーム色にタイトル名のシンプルなデザインも美しくて何とも言えず、古本屋さんでカバー無しでたまに売られている表紙の焼けて少し汚れた新潮文庫を見ても、やっぱりサマになっているなぁ・・なんてひいき目に見てしまいます。
でも、なんといっても、コレ。
こげ茶色の紐のしおり。
本を買ったばかりのときはうまく収納されていて飛び出したりしていないこの紐が、読み進めていってあるページにとつぜん「はらり」と現れる。
”ここまで読んでくれてごくろうさま。” とねぎらってくれているような気さえする、愛らしい茶色の紐。
本によって(刊行された年代だったり保存状態だったりなのかもしれませんが)紐の色が微妙に明るめの茶色だったり、海老茶色だったり、黒に近い茶色だったり。読み込み具合によってはささくれ立ってたり、途中や根本で千切れてしまっていたり。それはまるで、その本がたどってきた旅路を思い起こさせてくれるようであったり。
本を選ぶ時に出版社でまず選ぶ、ということはないのですが、それでも新潮文庫でいい本に出会えたりすると、 さらに嬉しさ倍増ですね。
最近読んだ本の中での「新潮文庫」。
最後の高倉健さんの本はlotus☆ちゃんからいただいて、まだ読み途中なのですが、どのエピソードも本当に心に残る、優しくあたたかい話。読み終わったらいつか、ご紹介したいと思います。
全ての星に感謝するお祭りの日 [本・映画・TVetc.]
今日は江ノ島散歩で筋肉痛・・・。
**********************************
今晩、「オールスター感謝祭」が放送される。
正式名称は、「オールスター感謝祭’10秋 クイズ豪華決定版」というもので約5時間、(普段見ることができない方も含め)たくさんの芸能人が番組宣伝も兼ねてひたすらクイズをしまくる・・・という、バラエティ番組。
クイズの合間合間に、マラソンがあったり、ヌルヌル相撲があったり、何らかのレースがあったり。
こう書いてるとまるでこの番組が大好きかと思われそうですが、私ではなくてチャンネル権を持つ夫・ジョニーくんがこの番組は毎回譲れない!とばかりに見るのでつきあって見ているという感じ。
私は実は、司会者の関西弁のこのお方がどーしても好きになれず(出演されている番組は一切見ない&出ていたらチャンネル変える)、かといって主張するほど見たいTV番組があるわけでもないので一緒に見るのだけど、昨年は番組の途中で松坂牛のすき焼きか何かを芸能人の方たちが食べていて(給食タイム??)、番組HPでも取り扱いをしているのを知ったジョニーくんがこっそり注文してたらしく、気がついたら我が家にも松坂牛の詰め合わせが届いた・・・という事件があった。
美味しいものが届くのは、まぁ嬉しいからいっか。
(追伸@観覧中)
1.今年は宮崎牛らしいです。
2.神木くんのハイテンションぶりが気になってしまう・・・
「THIS IS IT」 [本・映画・TVetc.]
そして、人間の手で壊してしまった地球の自然を救おう。
誰かがやる、のではなく、今、私たちが。
彼にはまだ、伝えたいメッセージが残っていたのだ。
同じ映画を映画館に二度観に行ったのは生まれて初めてだった。
マイケル・ジャクソン 「THIS IS IT」
映画を観ている、ということをすっかり忘れ、まるで彼のコンサートにきているようだった。
それはコンサートというよりも、ショウという言葉がぴったりで、音楽、歌、ダンス、演出、メッセージ、どれをとっても彼の完璧な、妥協のない世界が表現されていた。
マイケルが生きている間になぜ、彼の本当の姿を自分の目で確かめなかったんだろう…ということが悔やまれてならないです。
一度目に見に行ったときは何度も泣き、興奮と感動とやるせない気持ちでしばし硬直、二度目は泣くかわりに食い入るようにマイケルの一挙手一投足に見入ってました。
映画は27日までだそうなので、ぜひオススメします!
…ってすでに観ている方の方が多いかな(^-^;
私が個人的に一番グッときたところは、マイケルが女性ギタリストにアドバイスした時に最後にかけた一言。
ああ、本当にやさしくて愛情深い人なんだなぁ…と感じた部分でした。
そしてこの映画を観終わったときに思い出した人物は、ジョン・レノン。同じメッセージが伝わってきて、改めて偉大だったキングに哀悼の意を表したいと思います。
PS
今回数年ぶりに携帯からの投稿(しかもまさかの長文)…うまくいってるかしらん。
みっちゃん&itoyouji 07/9/24 [本・映画・TVetc.]
今回は、ぐだぐだ系記事を一発。(いつものこと?!)
You Tubeでのヒロイモノ。何度見ても(特に後半は)笑ってしまうので備忘録代わりにアップ。
あ、笑いのツボは個人的なモノなので、私は面白かったよーということで・・。
ジダンとBettyと私 06/7/13 [本・映画・TVetc.]
今回は珍しく、こういうことを書きます。
フランス代表のジダン選手の記者会見だか何だかを見た感想です。
W杯、私自身は日本が敗退した時点で、ほとんどハイライトでしか見ていませんでした。決勝戦がフランスvsイタリアだったことさえ、最後の方に知りましたし、そのくらいサッカーにも疎いものでした。
でも、ですね。
ジダンの頭突きの件は、今朝TVを見て、思ったのです。
もしも、マセラッティ(でしたっけ?イタリアの選手)、彼がジダンの言うように、彼の母や姉?妹?を侮辱した言葉を、フィールドで3度も投げつけたのだとしたら。
私がジダンだったら(というのも相当ムリな設定ですが^^;)頭突きどころじゃ済みません。足こそ使わないものの、頭突きのあとに馬乗りになってボッコボコに・・・ ←これ以上はやめておきますw
自分ではなく、自分以外の家族(ケンちゃんも含む)、大切な友人、恋人(はいないけど)、尊敬する人・・・等。 人格を無視するような言葉で中傷する人間に対しては、私だったら許せません。心が狭かろうが何だろうが、大切なものはそういう気持ちなのです。
私はアイコンのBettyのように、相手の車や家にペンキをぶっかけたり、相手にフォークをつきたてたり・・・することはできませんが、それでも気持ちはそんな感じ。気をつけたほうがいいですよ^^;
ちなみに、うちのリアル父は、心ないニュースを見るたびに、「もし娘(私)がこんなことになったら、俺だったら○△★×&#・・・!!!!(自主規制)」と怒りをあらわにしています。そういう父の娘です、私は。
もちろん、暴力は反対だし、ジダンのとった頭突きという行動、それ自体を肯定するつもりはありませんが、選手生命最後の、W杯の決勝戦。それでも彼がとった行動、彼の言うことが全て本当であったとしたら、むしろ相手選手にもレッドカードを出すべきではないかとおもうのです。優勝国という称号さえ剥奪してもかまわないんじゃないか・・・そのくらい思ってしまいます。
・・・と、以上、サッカー界にも世の中の事情にも全く詳しくない一人の人間の戯言でした。
なので、コメント欄は閉じさせてもらいます。ゴメンナサイ。
PS.前記事のコメントレス等遅れていてすみません。
今日もバタバタなので、必ず後日、お返事かきます。
いつもご訪問、あたたかいコメントありがとうございます。
普段の私はこんなに怒ったり、怖い人間じゃないですよ、多分・・・ね♪
たましいのふたご 06/5/12 [本・映画・TVetc.]
奇跡的な、不思議な廻り合わせで出会うこともある・・・
この地球のどこかにいる、わたしの片割れ。
普段あまりコミックは読む方ではないのですが、実は毎月欠かさず買っているコミック誌があります。
FEEL YOUNG (フィールヤング) 2006年 06月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/05/08
- メディア: 雑誌
↑この最新刊には載っているかどうかまだ見ていませんが、不定期ですが掲載されているマンガがあります。
「たましいのふたご」 三原ミツカズ
(amazonに載っていなかったので、まだコミック化はされていないかも)
この地球のどこかに存在している、自分と全く同じような、もう一人の存在。
住んでいるところも顔も知らず、けれども「たましい」は限りなく双子のように共鳴しあう。そういった人々が、毎回読みきりで登場します。
それぞれの違う環境の中での、あまりにも似ているわたしとあなた。
目に見えないものを、信じよう。
三原ミツカズさんの作品はどれも最後がせつなく、共感と悲しさと温かさを同時に味わうことが多いです。
<ひとことバナナ報告記事>
先日、後輩ちゃんがスターバックスで「バナナなんとかフラペチーノ」(限定品)みたいなものを買ってきました。
味見させてもらいました。
味見だけです。
スミマセン。
・・・・・。
特別なバナナ味がしました。
PS.しばらくご訪問、コメントレスも含め、ゆっくり更新にするかもしれません。
よろしくおねがいしますm(_ _)m
メメント・モリ [本・映画・TVetc.]
「あの人骨を見た時、病院では死にたくないと思った。
なぜなら、死は病ではないのですから。」
昼休みにぷらっと書店により、違う本をみるつもりだったのに、
何気なく手にとって中を見た瞬間、雷が落ちたような衝撃が走った。
タイトル名だけは、聞いたことのある本だった。
圧倒的な写真。短い言葉。死。
気がついたら何故か涙ぐんでいて、とてもじゃないけれど耐えられない。
涙がこぼれそうになるのを抑えながら、カウンターへ向かった。
違う記事を先に書こうと思っていたのだけれども、なぜかこの記事をアップしている。
この本はまだぱらっと見ただけで全てを熟読したわけではないので、今は何も語ることはできない。全部読んで、自分の中で消化できたなら、いつか感想を書きたいと思っている。
ただ今は、自分のことしか考えていないような小さな自分、無知な自分に本を開いた一瞬で無性に恥ずかしくなってしまった。
・・・いや、何だかこれも、違うな。
包み込まれた、ような。
メメント‐モリ【(ラテン)memento mori】
《なんじは死を覚悟せよの意》死の警告。特に、死の象徴としてのしゃれこうべ。人間の欠陥やあやまちを思い出させるものとして、ヨーロッパのルネサンス・バロック期の絵画のモチーフに用いられた。
<辞書:大辞泉より抜粋>
個人的読書週間 06/3/8 [本・映画・TVetc.]
今興味ある本、借りた本をメモ書きに。
★まずは図書館で借りてきた本。
- 作者: 養老 孟司
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/04/16
- メディア: 新書
「ホワイトアウト」・・・真保裕一さんは初めてなので、楽しみです。
「死の壁」は一度読んだかもしれませんが、読み返している途中です。
既に読んだ本でも結構忘れてたりするんですね。私の記憶力って一体・・・
本当は「唯脳論」を借りたかったのですが、貸し出し中のため、次回へ。
養老さんの考え方の軽快さが、最近の私には心地いいです。
もう一冊、(amazonにも載っていなかった・・・)
吉行淳之介「男と女のこと わが文学生活 1973~1975」
こちらは読み終わりました。興味の枝葉が広がる感じです。
数十篇の随筆集ですが、まさに吉行さんワールドである表題の「男と女のこと」を含め、画家クレーの話や教育勅語から、ある文学をめぐる裁判記やワインの話まで・・・随所にくすりと笑わせる部分が多く、本当に幅広い。
私が吉行さんの作品に初めて出会ったのは、だいぶ前、「手品師」という短編。
こちらに収録。
この中のT.ウィリアムズの作品「欲望と黒人マッサージ師」も印象に残る、重くて甘い色香たっぷりの素晴らしい作品だったなぁ。
★これは、話題の本。
こちらは読みたいな・・・と思っていたところ、弟が既に読んだ本を実家に置いていったので、遠慮なくいただくことにしました。
書店でかかっている、この本の帯の文句・・・これで結構買っていく人が多いのではないかな、と思います。私もそんな感じ。
東野圭吾さんの作品は好きで、だいたい読みました。
あと読みたかったのが、船戸与一さんの作品。
もしご存知でオススメがありましたら教えてくださいませ。
★こちらは図書館に置いてなかったので、買うか買わないか悩み中。
基本的には文庫本になっていないと買わないことにしています。
(場所はとるし、持ち歩くには重いし、文庫より高いしねぇ・・・)
以上、ただの本メモでした。
オススメ本ありましたら(できればネタバレ抜きで)ぜひお待ちしております♪
男たちの大和/YAMATO 06/2/17 [本・映画・TVetc.]
<06/2/20追記>入れました。
たまたま手に入ったチケットで、急遽本日、後輩ちゃんを誘って仕事帰りに見に行ってきました。
「男たちの大和/YAMATO」(←OFFICIAL WEB SITE)
戦争映画は最近結構たくさん上映されていることもあり、正直言うとそれほど期待して見に行ったわけでもなかったのですが・・・
見てよかったです。
余計な部分がそぎ落とされた、それこそ実際にあった出来事をそのままたどっていってできたような・・・そんなストーリーでした。
私のおじいちゃんはサイパンに行って、足の指に弾が入ったまま帰国しました。幼い頃に見せてもらったことがあります。おじいちゃんも、この映画に出てくる若者たちのように、戦っていたのか・・・と映画の最中に思い出していました。
戦闘シーンでは、人間がまるでモノのように、簡単に撃たれ、殺されていく。
いとも簡単に、死んでいく・・・
一人一人の死の意味なんて、まるで取るに足るものではないかのように。
でも、これは「物語」ではなく、実際におこった「出来事」だ。
人間は、敗北しなければ学ぶことはない。進歩がなければ、大切な家族や国を守ることもできない。
大和の乗組員は、明日の私たちに「進歩」をもたらすために、自らの命を犠牲にして「敗北」を示すことを決意する。
一人一人の人間の、無力さを感じずにはいられなかった。
そして、家族は、いつの時代でも普遍的だ。
・・・そうであってほしい。
PS.ちなみに、私の父は「仲代達矢」さんに結構似ていました。(←娘のひいき目線です・・・)
それなので、まずは冒頭の関係ないところでビックリしてしまいましたw
<06/2/20追記>
トールバズさんからTBいただいた記事を、あえてこの記事上でリンク入れておこうと思います。(下のタイトルクリックで記事に飛べます。)
自分自身、何度か読み返したいと思ったのと、「島唄」の歌詞の本当の意味、メッセージに興味を持たれた方には少しでも多く見ていただきたいと思ったので。
トールバズさん、ありがとうデス。
*********************************************
(↓TBいただいた記事の冒頭です)
島唄なのだ
書きたい事を書くために、このブログを更新している。
今回は書かせてもらう。
「島唄」についてだ。
<以下続く>