2005年を振り返って 05/12/14 [雑感]
ちょっと気が早いかもしれませんね。でも、店主は気まぐれなもんで、いつ更新するかわかりません。まだ12月はたくさん残っていますが、とりあえずここで。
今年を振り返ってみようかな。
世の中の事件、事故はとても悲しくてやるせないことが多かった1年で、正面から反応すると苦しいのだけれどそういった感覚に麻痺したくない・・と思うことが多かったです。天災、事故、児童殺害。弱者を無視した政治。資本主義の成れの果てが生んだ結果・・・。
割と私は感情移入しやすいほうなので、痛ましいニュースを見た後にはいくつか悲しい夢も見ました。それらをひとつひとつ数えて思い出す作業は、このブログではとりあえずやめておこうかと思います。(多分文章がまとまらないと思うので)
ガラッと気分を変えて、今回は自分の中だけでの今年の出来事トップ10ということでいきます。過去記事をつらつらと見ながら勝手に決めました。
記事のお気に入りとか閲覧数のトップ10ではないですが、いってみたいと思います。(過去記事にリンクしています)
クリスマス小噺~3 tales of Christmas [雑感]
~chapter 1~
昔、まだサンタさんが煙突から入ってくるものだと信じていた頃(といってもうちには煙突がなかったので、屋上の配管から入ってくると思っていた)、サンタさんはどうして毎年私が一番欲しいおもちゃをきちんとくれるのだろうかと不思議だった。
「どうしてサンタさんは、私の欲しいものがわかるの?」
母は答えた。
「サンタさん専用電話にお母さんが電話しておくからだよ」
「じゃあ私が電話するーー。何番?」
「333-3333だよ。でも大人がかけないとつながらないからね」
・・・私はそう言われてがっかりしてしまいました。
それでも好奇心は抑えられず、サンタさんと話してみたかった私は、母の留守の間にこっそり電話をかけました。333-3333へ。
いきなり、女の人が早口で難しいことを言ってきました。何を言っているかわからなかったので、電話を切ってしまいました。きっと私が子供だということがばれてしまったから、サンタの奥さんか誰かが出たのかもしれませんね。
「お客様のおかけになった電話番号は、現在使われておりません・・・」
* * * * * *
~chapter 2~
ある年のクリスマス、仲良しだったミホちゃんはサンタさんにラスカルのぬいぐるみをもらいました。とってもうらやましかった私は、次の年、サンタさんにラスカルのぬいぐるみをお願いしました。(自分で例の電話にはかけられなかったので、お母さんにお願いをしたのですが。)
そして、翌年のクリスマスの朝、私の枕元にはクマのぬいぐるみがおいてありました。
クマ???
ラスカルは、クマはクマでもアライグマだ! 私はサンタさんが間違えるわけがないと思ってたのでショックを受け、両親に抗議しました。両親は困っていました。「サンタさんはラスカルをしらなかったんだよ、きっと」と言われましたが、ミホちゃんにはラスカルが届いたのです。そんなはずはないのです。
・・・数ヵ月後、そのクマのぬいぐるみは私の一番のお気に入りとなりました。「はぴちゃん」と名づけました。ぬいぐるみの中で一番長い間手元においてありました。毛足が長くて皮のタグがついていて、随分上等なクマさんだったのだろうと思います。
今考えると、本当はラスカルが欲しかったのではなく、ミホちゃんの持っているものが欲しかっただけかもしれません。ミホちゃんは、私よりも足が速くて明るく元気な子だったから。
* * * * * *
~chapter 3~
またある年のクリスマス明け、ミホちゃんは私にサンタさんからもらったお手紙を見せてくれました。かわいいレターセットに丁寧に書かれた文字、便箋1枚ほどのやさしい言葉。
私もサンタさんから手紙が欲しい。 そう思った私は、弟と一緒にサンタさんに質問状を書くことを思いついた。あまり長いとサンタさんもめんどくさくなってしまうだろうと思い、小さなメモ用紙に数行だけにした。
”サンタさんはどこからきたのですか?”
クリスマスの朝、その下には書き込まれていたが、読むことが出来なかった。その下には、流暢な筆記体で・・
”Finland”
サンタさんは外国のおじいさんだから、当然外国語なのだ。
日本語の質問は理解できること、ミホちゃんへのお手紙は流暢な日本語だったことなどすっかり忘れて納得したのでした。
* * * * * *
この物語は全て、ノンフィクションです。
忘れたいことは何だろな? 05/11/22 [雑感]
忘年会シーズン到来。仕事関係やたまにしか会わない友人との忘年会計画がいくつか入ってきている。年納めの飲み会を忘年会と呼ぶのだけど、何故「忘年会」というのだろう。どの人にも「忘れたい過去」があるということなのかなぁ。
今年1年の忘れたいことって何だろう・・・なんて思い、卓上カレンダーを1月からパラパラとしてみたけれど、さほどないような気がする。
むしろ、覚えておきたいことの方がたくさんある。
今年3月からblogをつけはじめたおかげで、日記という意味でも役立っている。楽しかった出来事や風景も、日常の忙しさにまぎれて思い出しにくくなってしまいがちなのを、過去記事を読み返すことで、「ああ、こんなところにも行ったなー」とか、「この時はこういう風に感じていたんだー」なんて振り返ることができるのがいい。できれば、楽しいことだけを集めて。
あ、そうか。「忘年会」・・・今年おこった、嫌なことを「忘れる」という意味なのか? でも、嫌なことって、その場その場できっとすごく嫌な思いをしたはずなのに、あまり覚えていない。
既に、忘れている。
ラッキー♪
でも、覚えておきたいことも、忘れている気がする。忘れていることも忘れてる。
♪少しずつ忘れてくおかげで
少しずつ幸せに近づいてくよ
忘却toハピネス
(TOMOVSKY「忘却toハピネス」/アルバム 「ネガチョフ&ポジコフ」より)
最近のはまりもの 05/10/20 [雑感]
最近こんなものたちにはまっていますメモ。
サークルK・サンクス(コンビニ)の限定メニュー
東京の梅丘にある「美登利寿司」監修。特製のタレ(煮詰め)と山椒をかけて食べる。しっとりやわらかい秋刀魚が、コンビニメニューと思えないくらいに美味しい。
昨日の夕食。
★笑いビクス
レスリングのアニマル浜口さんがTVでやっていて面白かったのでたまにやってみたりします。 3分間だか5分間だか忘れましたが、「わっはっは、わっはっは、わっはっはははは」と大口開けてリズミカルに笑い続けるというものです。
はじめは、「気合だー」の次にこんなの流行らせようとしてもねぇ・・なんて思っていましたが、一人暮らしの日常生活ではお腹の底から思いきり笑うことは、意識しないとなかなかできていなかったりするんですね。普段から思いきり笑うことで、病気などの免疫力の向上にもなるみたいだし(パッチ・アダムスなどもそうですよね)、顔の筋肉も使うから血行促進やたるみにも効きそうだし、何より精神的には計り知れないくらいいいことづくめです。
わっはっはー♪
なぜ海は青いのか 05/10/15 [雑感]
ピッチリ短パン。
空もキレイです。
海のような空。
↑このあとに、とても青くて美しい空の写真が添付されています★
この記事にコメントを書いたらお返事をいただいたのです(Thanksです!)が、
>Betty-A-Sate..さん。
海が青いんじゃなくて、空が青いんですものね。
ここで、ふと、考えました。
どうして海は、青いのだろう?
今さらかもしれません。物を知らないからかもしれません。
でも、実は、わからないのです。
空の色が映っているのだろうか、とか、潮が青くさせてるのか、とか?
子供の頃、こういう質問を親にたくさんしたことがあるのを覚えていますが、私が幼かったからか、もしくは両親もきちんと説明できなかったからか、答えをもらった記憶がないのです。
学校では教わったのでしょうか。残念ながら教わった記憶もないのです。
気になったので調べてみました。
なぜ、海は青いのか ← ここに書いてありました。
( 「日常にあふれる科学」 より)
なんでだろう? どうなっているんだろう?
理数系が全く苦手だった私は、科学に興味をもてませんでしたが、そういう疑問を常に感じ、それを解いていくことは日常生活を面白くしていく方法かもしれません。
そして、万が一(?)いつか親になるときがきたら、こういう答えをうまく伝えられる親になりたいな・・と思います。
でも、実際親になったら、作り話しちゃうかな。
神様が青い絵の具を落っことしちゃったんだよ・・・ とかね。
ちいさな夕焼け~私がブログをはじめた理由 05/9/15 [雑感]
いつもの帰り道。夕焼けが、狭い横丁の隙間に見え隠れ。
ブログをはじめたきっかけは友人からのお誘いだったのだけれど、ずっと前から自分の近所の風景写真を撮ってアルバムのようなものを作りたいなぁ・・なんて考えていた。
今の場所に暮らし始めて8年、すっかり自分の地元になってきたこの場所が結構好きになっていたので、写真を撮りためて文章でも添えられれば、もしもいつかここを離れることがあったときに自分の中に「いつも見ていたもの」を残しておくことができるかな・・と。
もうすぐアパートの更新。
何だかこのまま行くと、私はずっとここに住みつづけるのかな・・ ちょっぴり、不安。
時々、思う。
それでも、突然、終わってしまうこともあるから。
当たり前だったことが、当たり前じゃなくなっちゃうから。
ちいさな夕焼けをつかまえて。
PS.今朝、岡村チャンが「LOVE・タワー」なるものを、革命チックに建設する夢を見た。
それも、公共事業として。
・・・ドウカシテルヨ。
多摩川ストラット 05/9/13 [雑感]
昔、といっても数年前の、記憶。
二子玉川から狛江まで、多摩川沿いをよく歩いた。
歩くとかなりの距離がある。
虫の声や風の冷たさや土の匂いや踏みしめる砂利の音・・。 季節によってそれらは変化する。
黙々と歩く。二子玉川を出た辺りでは歌いながら歩いたりしてたのに、そのうち疲れてきたりちょっぴり不機嫌になったりしながら、追いつけるように大股で早足したり、むくれて一人で後ろのほうを歩いたり。
あの頃、隣にいた彼に気を使い、普通にお店に入ろうと言ったり、電車やバスに乗って移動したりなんてことが当たり前にできなかったから、1パックのたこ焼きを二人で分けたりしながら(といっても私はたこが食べられないのでまわりの皮だけ)、ひたすらよく歩いてた。本当に、よく歩いてた。
そして、猫を見かけると必ず立ち止まり、しばらく話しかけたりなでたりするのを見ていた。
少しフラット気味に聞こえるギターの音、哀しげな響きのポルトガル語の詩、川のせせらぎ、猫の足音、子供達の嬌声、背中を押す夕陽の温度・・・
お互いを傷つけ、ひどい別れ方をしてしまったから、あまり思い出したくはなかったのだけれど、あの頃随分沢山の風景を見てきたんだなぁ・・と今になって思う。彼を好きだったのかどうかは、今になっても、まだわからない。
ジョアン・ジルベルト、中村善郎、チェト・ベイカー・・・
ただ、2人で見る風景がそこに在ったことだけは、確かだ。
This is 多摩川ストラット
表現と気の話 05/9/12 [雑感]
大切なことでも、詳細を忘れてしまうことのある自分のために・・・。
先日のカウンセリングで出た話について、忘れないうちに書いておこうと思う。
嫌な感情・・・ 憎しみとか、悲しみとか、自己憐憫とか、妬みとか。
感情がわき上がってくることは、おさえようがない。全く湧き上がってこないようにするなんてことは、どんな素晴らしい人間にだってできなかったのではないか?
大切なのは、その湧き上がってしまった感情に埋没せず、引きずらずに、いかにそこから感情を変えることが出来るか。自分の中に、プラスの感情(幸せとか満足感とか寛容な気持ちとか)で満たすことが出来るか。
そんなに簡単にできることではないかもしれないけど、いかに早く脱出するかで、色々なことを乗り越える力も結果的にはついてくるし、何より自分が生きていく上で随分と楽になるんじゃないか。
まわりの環境や自分自身にふりかかる出来事は簡単に変えられることではないし、100パーセントの思い通りの事実なんて、早々あるものではない。仕事、恋愛、家族、生活スタイル、自己実現、etc・・・ たいてい、どこかの部分は気に入っていて、どこかは納得いってなかったりもする。
けれども、自分の中を満たしている感情を自分の意志で変えられれば、事実は何も変わらなかったとしても、自分から見た世界は全く違うものに変わるはず。
どうやったら嫌な感情からの脱出、切り替えがすばやくできるようになるのか。
やり方は人それぞれなのだけど、自分の中にためこまずに、たとえば歌を歌ったり文章を書いたり、絵を描いたり、外に現すことが大切だという。
私にとって、blogもその一部。思っていることを表現し、書いて外に出した時点でそれは既に独立した「作品」となっているのですね。読んでくださる方がいるかいないかはここではあまり問題ではないようです。(もちろんいてくださる方が断然嬉しいですが。)私にとってこのblogは、つたないですがとても大切な表現の一部ですね。
他にも効果的なのが、おしゃべり。奥様方の井戸端会議・・・って、見た目も美しくなく、実はとっても苦手意識をもっていたのですが、これも家庭を円滑に動かしていくための潤滑油となっているのですね。そう考えると、これも表現方法のひとつなのだし、奥様方の苦労を知らない自分の嫌悪感も偏見に満ちた狭い見方だったのかしら・・・なんて思ってしまう。
それでもやっぱり、私自身は、井戸端会議でなくても「井戸端会議的おしゃべり」はあまり好きではないので、今のところは限られた少数精鋭の友人とのおしゃべりや、先生との1対1の対話で外に出している。
もちろん、blogやおしゃべりやらを、自分の気持ち切り替えの道具だけにはしたくはないし、そうならないように気をつけているのですが・・・。
あとは、自然や動物と触れること。
人間の間にある「気」は、とても強いもので、それがよいものであれば大きな感動や影響を与えられる素晴らしいものにもなるけれど、悪い「気」や感情もとても強く、移りやすい。自然はそれをほぐしてくれて、自分も自然の一部なんだなぁと気づかせてくれるし、動物はとっても癒してくれる。本能でこちらの気や感情を読み取っているのかもしれない。そっと寄り添ってくれたり、じっと見つめていたり。人間の言葉を持たない分、彼らは時に純粋だったりする。
私はダイビングをしているときには、海自体の「気」や、海中にいる生物たちの「気」をいただいているのかもしれない。言葉にはできないけれど、そのパワーはきっと、人間の間だけでは生まれない、とても大きくてプラスの要素を持っているように思う。
そう考えると、自分の周りに在る、すべての者に・・・ありがとう、ですね。
Who? 05/9/6 [雑感]
昨日、私好みの面白ネタを、友人Pattyからいただきました。 (Special thanks to Patty & Marry-chan(^^))
いやーー、昨日は朝から脱力しました。ありがとう♪
早速、勇気のある皆様、ご自分のblogのURL欄に下に紹介するJavaScript・・・・からはじまる文字列をペーストしてEnterを押してみましょう!(Hなサイトとかにつながるわけではないのでご安心を・・)
途中で改行されてしまうと思いますが、全部をくっつけてみてね。focus() が最後です。
JavaScript:with(document.body)innerHTML=innerHTML.replace(/<\/(a|A)>/g,'フゥーーー!!').replace(/フゥーーー!! /g,'フゥーーー!! ').replace(/オッケーー!!」/g,'オッケーー!!オッケーー!!」').replace(/、バッチコーイ!! /g,'、バッチコーイ!! バッチコーイ!! ').replace (/がセイセイ/g,'がセイセイセイセイ');focus()
PS.タイトル及び記事、一部訂正しました。。。
アフリカの青いトマトと館ひろし 05/9/2 [雑感]
アフリカの古い宮殿の広い庭で、メタリックブルーに光るトマトの木を見つけました。ブルーのトマトがたくさんなっている・・・。
最近はblogに載せるために写真を撮ろう、と以前に比べると写真をとる習慣が多少増えたのですが、なんとその時はデジカメを忘れてきてしまい、「あー、何でこんな時にデジカメ忘れちゃったんだろう・・・」と激しく後悔。
その後、何故か私は館ひろしの腕枕でうつらうつらしている。
何だかうっとりしてしまい、夢だったら困るなぁ・・・と思いながら薄目を開けると・・・。
やっぱり、夢でした。
夢の内容を覚えていることってそんなに多くはないのですが、印象の強い夢だったので残っていました。2本立ての夢。
なぜアフリカのトマトの夢が出てきたのかわかりませんが、館ひろしさんは前日に見たテレビ番組(とんねるずの「食わず嫌い王ナントカ」)に出ていたからだろう。特別にファンというわけではないけれど、やはりどこか好きなんでしょう。これからテレビでお見かけしたら、意味もなくドキドキしてしまうのでしょうねww
というわけで、今回写真はありません。あしからず☆