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ビートルズマイラブ 11/01/08   [音楽]

 

この世に音楽がひとつしかなくてどれか選べといわれたら、

私は迷わず「The Beatles」を選ぶ。

 

いつ聞いても新鮮でバラエティに富んでいて、曲ごとに多少の好き嫌いはあるにせよ、涙が出るほど心に触れる曲があったり、どこかで耳にしていた曲を子供の頃から適当に口ずさんでいたり、といつでも変わることなく好きである。

CDはほんの数枚しか持っていないし(それもオリジナル版はごくわずか)、熱心なマニアというわけではないけれども、ショッピング中やバーやライブハウスでたまたまかかっていたりすると、いつでもごきげんな気分になれてしまう。

曲からイメージして絵を描きたくなることがあるのもほぼビートルズだったりもするし、このブログにもいくつか登場してたと思う。 結婚式にも使わせてもらった。

 

そんな空気のような存在のビートルズ。

 

 

かつてはじめて一人暮らしをした部屋は、とても狭くて台所とは呼べないくらいのミニキッチンにちっちゃな電気コンロがひとつだけついていた。ほぼ6畳一間のワンルーム。

それなのに何故か有線放送の機械が最初から設置されていて、しかもタダで聞き放題だったので、家にいる時は有線の「ビートルズチャンネル」をほぼいつもかけ流していた。

どういうわけか、飽きることはなかった。

 

 

さらに昔、高校に入学したころ、世の中はバンドブームだった。

中学時代はブラスバンドをやっていたのだけれども高校生になったらバンドをやりたいと思っていた。

当時の男子はBOØWY、女子はプリプリのコピーバンドが全盛期で、周りの友達もだいたいそうだったが私がやりたかったのはビートルズのコピーバンド。もしくはジャズバンドがやりたかった。(ジャズが何かよくわかっていなかったにもかかわらず・・)

当然、まわりにそんな変わり者な高校生が簡単にみつからず、かなわぬ夢で終わってしまった。

今だったらインターネットやSNSで同じ趣味の人を見つけるのは簡単なのかもしれないけれど、当時はバンド雑誌や楽器屋にある掲示板ぐらいしか見つける場所がなかったような気がする。 

 

 

その後高校2年になり、マイケル・ジャクソンとディズニーランドが驚異的に大好きだという友人に誘われ、横浜の駅前で双子のストリートロッカーに夢中になった。

毎週日曜、バイトは15時で必ず切り上げ、横浜駅で胸をときめかせていた。それは高校時代に一番といっていいくらいの、幸せなひとときだった。その彼らのレパートリーのいくつかにビートルズも入っているのがさらに嬉しく、何度も聞いては歌詞を覚えて一緒に歌った。

「we can walk it out 」「let it be」・・・

 

 

人生の中でいくつか通ってきた場面で、時折出会っていたビートルズ。

ふと思い出したのは、先日ジョニーくんを待つ間の時間つぶしに入った、桜木町駅前のNY風カフェレストラン「Bubby's」でアップルパイと紅茶をいただいてぼんやりしている間、ずっとビートルズだけがかかっていたからだ。

 

ちょうどその時手にしていたバックナンバーのビッグイシューの表紙はビートルズだった。

そしてその前に買った文庫本、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」にもビートルズが出てきた。

(余談だけど、偶然こちらの本の中にもビッグイシューの販売員らしき人の場面描写も出てくる、という面白い偶然!)

 

そんなわけで、これからもまだまだ私とビートルズはどこかでゆるっと、時には忘れられない場面でちょっぴりつながっていたりするのかもしれません。

 

 

 


 

 

ダイスキな新潮文庫♪(まだ読み途中)

ゴールデンスランバー (新潮文庫)

ゴールデンスランバー (新潮文庫)

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/11/26
  • メディア: 文庫

 

 

「ビッグイシュー」自体は路上でホームレスの方が月2回の販売しています。
内容が充実していて面白いです。
(1/1号ではゲゲゲの奥様と「浦河べてるの家」がインタビュー特集されています)

http://www.bigissue.jp/

↓こちらは読んだ事ないけど、日本の代表者の書かれている本

ビッグイシューの挑戦

ビッグイシューの挑戦

  • 作者: 佐野 章二
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/06/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

 

一番評価が高いだろうアルバム。大人になってから好きになったかも。
「ゴールデンスランバー」も入ってます。

アビイ・ロード

アビイ・ロード

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: CD

ビートルズオリジナル盤ではないけれども、私はこのあたりが好きかなー
1枚だけなんて選べないけど。

マジカル・ミステリー・ツアー

マジカル・ミステリー・ツアー

  • アーティスト: ザ・ビートルズ
  • 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: CD


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コメント 6

JOY

たぶんBettyちゃんほどではないんだけど、
そういえばビートルズの中で好きな曲ってあるなー。
考えてみたら不思議。というか偉大というか。
by JOY (2011-01-08 15:04) 

kei-k

洋楽だけならマイケルと迷うところだけど僕もビートルズを選ぶかも。
1つだけ選ぶのって難しいですね^^
また無性にビートルズを聴きたくなりました。
by kei-k (2011-01-08 17:07) 

Betty-A-Sateau

>JOYちゃん
不思議なんだよねー。なんか、原点というか。
むちゃくちゃ好きで詳しい、とかじゃないんだけどね。

>kei-kさん
マイケルも素晴らしいですよね。
うーん、やっぱり1つだけ選ぶって難しいですね。
by Betty-A-Sateau (2011-01-09 18:17) 

もんじろう

michelle
by もんじろう (2011-01-23 17:43) 

lotus☆

初めて買ったCDはビートルズのアビィロード
それは、きっと大人になってから
初めての1枚って絶対記念になると思ったからー(ノ∀`)

英語の勉強として、歌詞カードを丸暗記したこともあったっけ。
うん、でもやっぱり基本はビートルズに始まってるかも。

by lotus☆ (2011-02-23 12:42) 

Betty-A-Sateau

>もんじろうさん
「michelle」いいですねー。ちょっとせつない感じでメロディアスで。

>ろたすちゃん☆
はじめてのCDがアビィロードとはステキね。
歌詞カード丸暗記もやったなぁー。
by Betty-A-Sateau (2011-02-26 08:54) 

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